名古屋の講習 ≪1≫ ☆

先日行った、名古屋での講習。

まず初めは、名古屋で大工をされている方の

住宅改修の実演を交えての講話。

今回は、いろいろな場所へ取り付ける『手すり』の講習でした。


写真で撮った写真を、また写真で撮ったので

ちょっと見づらいとは思いますが、

写真は、他社事例のトイレの手すり ↓

名古屋の講習 ≪1≫ ☆

と、

本日講演してくださった大工さん考案の手すり ↓

名古屋の講習 ≪1≫ ☆

大工さんの手すりの方が、すっきりしていて無駄な手すりがついていません。

それは、立った時の姿勢と座る時の姿勢で

手すりの高さも変わるため、ちゃんと考えられてつけてあるのです。


他社事例の手すりのように、上の方についた手すりは

縦手すりの上方を留めるためのもので、本来は「使わない手すり」です。

横の手すりも、同じ高さの手すりはこんなに長くは要らないので

付けるとしたら、トイレに入る入り口付近は少し高くして

手すりを伝って歩ける高さの手すり(大工さんの手すり)にする方が、

立ち座りを考えられた機能的な手すりとなります。


そして、この大工さん考案の手すりの付け方を実演してくれました^^

名古屋の講習 ≪1≫ ☆

名古屋の講習 ≪1≫ ☆

大工道具を持ってきての実演です^^

手すりの取り付けの際は、壁の裏側に「下地」があると

すぐに手すりを付けられるのですが、

その壁下地が無い場合、壁下地を補強してから手すりを取り付けます。

その壁下地の補強方法と手すり回りをスッキリ見せる術です^^


鉛筆よく、柱から柱に簡単につけてある手すりを見かけますが、

手すりは本来、「体を支えるもの」です。

歩いたり、段差や階段の上がり下りなどで体のバランスを崩さないように

力を入れて体を安定させる「支え」でもあります。

しっかり取り付けていないと、手すりが外れ、ケガをすることもあるので

要注意です
危険汗


一般の人にも、とても分かりやすく説明をしてくれました^^

質問も飛び交い、みんなで納得しながらの講習は

とても勉強になりました。


講習に来られた方は、皆「福祉住環境コーディネーター」の資格を持った方ですが

大工さんや介護関係の方ばかりではなく、

普通の主婦の方も居たりするので

専門知識の集まりじゃない所も良いです^^

ごく普通に「何でそうなるの?」という疑問が出たり

詳しく説明を聞いて納得したり^^


いろいろな面で良い刺激を受けた講習でした(^^ )♪






同じカテゴリー(福祉住環境コーディネーター)の記事

この記事へのコメント
照れます(*^_^*)
Posted by 斉藤建築 at 2012年04月25日 23:18
☆斉藤建築さん、こんばんは~☆

コメント、どうもありがとうございます(*^o^*)/

先日は、講習お疲れ様でした^^

お仕事の合間を縫っての実演の準備は、これまた大変だったでしょうね。

でも、とてもわかりやすくてヨカッタです♪

次回、また楽しみにしていま~す^^
Posted by カンナカンナ at 2012年04月26日 00:12
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。

写真一覧をみる

削除
名古屋の講習 ≪1≫ ☆
    コメント(2)