このところ、梅雨とは思えないほど良いお天気
7月になって、雨が続きそうですね・・・--;
さて、本日は午後から城北小学校にて
6年生とその親御さん(約 200名)を対象に、
掛川市中央消防署の方による「救急法」講習のお手伝いに
行ってきました
今回、使用する訓練用の人形は、9体。全て成人です。
小学生の子供達は、参観が終わった後に
保護者と共に体育館へ集合し、訓練用の人形の横に並びます。
始まる前。訓練用の人形を、不思議そうに眺めています。。。
興味がありそう?^^
さすが6年生! 人形を触ったり、人形で遊ぶ子供はいません^^
さて、初めは消防署の方が「救急法」について
お話をしてくださいました。
みんな一所懸命に聞いています。
ひと通り 話を聞いた後は、実践のデモンストレーション。
消防署の方が居ない時には、f.a.n.でやりますが、
今日は、現役の消防署の方のデモが見られました^^
倒れている人を見つけて、駆け寄る前に
周囲の安全を確認します。
大丈夫なら、倒れている人の所に駆け寄り、声を掛けます。
「どうしましたか、大丈夫ですか、聞こえますか」など、
肩を叩きながらの呼びかけ。
これで意識があれば良いのですが、意識がない時には
周りの人に助けを求めます。
「誰か来てください!助けて下さい!」
そして、駆け寄ってくれた人に119番通報と
AEDを持ってきてもらうように依頼します。
その間に、呼吸の確認。
倒れている人の胸の起伏を確認します。(約 6秒間)
通常の呼吸がなければ、ただちに胸骨圧迫法(心肺蘇生)に移ります。
成人の場合には、手の根元部を胸の真ん中に置き、
もう片方の手で 広げた手の、甲側に重ねて握ります。
そして、そのまま1分間に100回の速度で30回
胸骨圧迫を行い、その後人工呼吸を2回します。
そして、AEDを持ってきてくれた方がAEDの使い方がわかれば
すぐに準備をしてもらいADEを使用します。
AEDを準備している間も、絶え間なく胸骨圧迫をやり続けます。
これを何度も、救急車が到着して救急隊の方が側に来て
「代わります」と、言うまで続けるのです。
これを、グループに分かれていただき、親子で体験
していただきました。
(時間の都合上、出来なかった方もいらっしゃいますが・・)
人工呼吸は、子供達が恥ずかしくて嫌がるかと思いましたが、
それも難なく一生懸命にやってくれました
お母さん方にも体験していただき、心肺蘇生の大変さを
感じてもらいました。
心肺蘇生と一言で言いますが、これを何10分とやり続けるのは
なかなか大変な作業です。。。
なので、多くの方々に知って頂き、万が一の時に備えて
おいて頂ければと、f.a.n.の活動にも取り入れられるように
なった救急法。
今では「講習をやって欲しい」と、会長の所に依頼が来ます。
良いことだなぁって、嬉しく思います^^
一人ひとりが出来ることから始めましょう。
たとえば、119番通報をしたり、AEDを持ってきて準備をする
だけでも、出来る出来ないでは大違いです。
胸骨圧迫法も、出来ればとても役に立ちますね。
今日、出会った城北小学校の親子の方々も、
頭の片隅みでも、今日やったことが残ってくれればと
願っています。
人に伝えていくことは難しいですが、これも徐々に
自分の成長と共に 繋げていければと思います^^
今日は楽しかった♪
でも、まだまだ・・・
次は、もっとわかりやすく、みんなが興味を持ってくれるように
頑張りたいと思います
中央消防署の方を初め、小学校関係者の皆さん、
f.a.n.の方々、お疲れ様でした。
そして、ありがとうございました