毎年の我が家の恒例行事。
今年も寒いので、一斗缶を作って
「仕事始めの儀」を執り行います。
(画像が荒れていてすみません
)
これは昔から使われている大工道具。
左から、「チョウナ ・ 墨差し ・ 差し金」
大工道具の
『三種の神器』です。
この3つの道具をこのように置くと、、
「水」という文字になります。
この「水」という文字にすることで、
『家を焼かない』
という、家を守るおまじないを掛けます。
「チョウナ」とは、
こちらの方言で「チョンナー」と言います。
これは、木の皮を剥く道具で
昔は旦那も、この道具を使用して木の皮を剥いていました。
今では機械があるので、殆ど使われなくなった道具ですが
ウチの作業場にはあります。
真ん中の
「墨差し」は、
この↑墨壺から「墨差し」に墨を付け、
刻んだ(加工した)柱に、建て舞の時の印を
書くときに使用します。
こういう柱を見たこと、ありませんか?
我が家では、今でもこうして作業場で柱に印を付けることは
今でも欠かせない大事な
「役割どころ」となっています。
そして、
「差し金」は
大工さんが昔から使っていた日本独自の物差しです。
これは、直線・直角・曲線など、さまざまに使用できる
大変便利な道具です。
今でも我が家ではしっかり活躍している道具です。
仕事始めでは、これらの三種の神器と
お神酒・お洗米・清め塩・煮豆・しらす干しを用意して、
今年一年の仕事の安全と繁栄を祈願します
今年もどうぞよろしくお願いします。