手すりの役目≪2≫ ☆ 住宅改修編

カンナ

2017年02月16日 19:00



手すり、二つ目の役割は

立った姿勢を維持するための

『縦手すり』



こちらは、扉の横に設置した「縦手すり」です。



この手すりがあることで、立った姿勢を維持でき

片手で手すりを持ちながら、ドアの開閉ができます。


縦手すりは、

立った姿勢をより安定してくれる役目


が、あります。

立った姿勢を安定させるのは、玄関での動作も同じです。

玄関を下りる時、または玄関から上がる時も

握る力がある方なら、縦手すりをしっかり持って

手すりに自分の体重を預けながら、

ゆっくり上がり下りが出来ます。





縦手すりに続く、斜めに取り付けてある手すりは、

体重を預けたまま移動することが多いので、

下地をしっかりと捉えて、確実にしっかりと固定します。


この手すりは健常者の方も、

靴の脱ぎ履きなどの姿勢保持にも役立ちますね^^


玄関には、その他 靴の脱ぎ履きするための椅子を設置すると、

玄関の上がり下りから靴の脱ぎ履きまで、スムーズに行えます


写真(上)が折り畳んだところ。写真(下)が椅子になるように上げたところ。



こちらの椅子は、座った時の安定感があり、

靴も椅子の下に収納できます^^


そして、余談ですが・・・




裏口などから外に出る時の段差には、こんな手すりも♪



「たかだか1,2段で?」と思われるかも知れませんが、

この1,2段で転倒する方や骨を折る方、実は多いのです


コンクリート製の少しの段差なら、こんな手すりがあると

どこにでも掴まりやすくで便利です



手すりの三つ目の役目は、また次回^^

関連記事